プチドーム設置台の作り方・選び方|庭に最適なDIY方法と安全な台の条件

家庭用石窯「プチドーム」は、庭でピザやパンを本格的に焼ける人気の家庭用石窯です。
しかし、その本体は約120kgもあるため、安定した設置台が必要不可欠です。
この記事では、プチドームを安全に設置するための設置台の選び方と、自作する際の具体的な方法、公式オプションの紹介まで、初心者にもわかりやすく解説します。
目次
プチドームの基本情報と設置の重要性
プチドーム本体の仕様
項目 | 内容 |
---|---|
サイズ | 幅680mm × 奥行700mm × 高さ400mm |
重量 | 約120kg(カバー含まず) |
材質 | 耐火コンクリート |
組み立て | 上下2パーツを現地で組み上げ設置 |
このように重く、設置後の移動が難しいため、初めにしっかりとした設置台を用意することが非常に重要です。
設置台に求められる3つの条件
① 耐荷重:最低でも200kg以上
プチドーム本体が120kgあるため、設置台には200kg以上の耐荷重性能が必要です。
② 耐熱性:高温に耐える素材を選ぶ
使用中は窯底が高温になります。設置面が焦げたり劣化したりしないように、コンクリート、金属、耐火レンガなどの素材が推奨されます。
③ 安定性・水平性
傾いたり沈んだりすると事故や故障の原因になります。
地面が柔らかい場所は避け、平坦なコンクリート基礎や耐圧盤の上に設置しましょう。
設置台の選択肢3パターン
パターン1:メーカー純正石窯設置台
公式オプションとして販売されている、石窯プチドーム専用の高耐久・高級感ある設置台です。
- 材質:FRP+ステンレス+タイル+鉄
- サイズ:幅873mm × 奥行750mm × 高さ862mm
- 価格:275,000円(税込)
- 販売ページ:石窯プチドーム専用 石窯設置台
💡美観と耐久性に優れていますが、価格は高めです。
パターン2:スチール製専用架台
シンプルな鉄製架台で、設置が簡単で比較的価格も抑えめです。
- 材質:鉄製(塗装済)
- サイズ:幅715mm × 奥行715mm × 高さ725mm
- 重量:約32kg
- 価格:165,000円(税込)
- 販売ページ:スチール製 専用架台(プチドーム用)
⚠️使用前には、耐荷重や水平調整を確認して設置してください。
パターン3:DIY自作設置台(コスパ重視)
以下のような構造で、自分で安全に作ることも可能です。
使える材料の一例
- コンクリートブロック(10cm厚 × 39cm幅 × 19cm高)
- 耐火レンガ
- モルタルまたはブロックボンド
推奨構造
- コの字型にブロックを積み上げて枠を作る
- その上に“スチール天板”を乗せて石窯を設置
スチール天板を使った実例紹介(公式オプション)
テック堂が販売しているスチール天板を組み合わせることで、より安心で見栄えの良い設置台が完成します。
項目 | 内容 |
---|---|
サイズ | 幅740mm × 奥行730mm × 高さ44mm |
重量 | 約21kg |
材質 | スチール製(簡易防錆塗装) |
販売ページ | スチール天板(プチドーム専用) |
🧱この天板をコンクリートブロックに載せれば、頑丈かつ施工も簡単です。
設置時の注意点とメンテナンス
設置場所チェックリスト
- 地盤が沈まないよう、コンクリートや踏み固めた砂利の上に置く
- プチドームを設置する前に必ず水平を確認
- 雨水が溜まらないように、若干の勾配(排水方向)を意識してもOK
メンテナンスのコツ
- ブロックや天板にひび割れ・サビがないか定期点検
- 設置台の周囲に可燃物を置かない
- 雨ざらしにする場合は防錆加工やカバーの設置を検討
まとめ|設置台で安全性と快適性が決まる!
- プチドームの設置台には、「重さに耐える強さ」「熱に負けない素材」「平らで安定した構造」が必要。
- メーカー純正の設置台、専用架台、自作ブロック+スチール天板と3つの選択肢がある。
- 自作する場合は、スチール天板を組み合わせることで、安全性と施工の簡便さを両立可能。
👉 公式販売ページはこちら
石窯プチドーム販売ページ