プチドーム 1分で焼ける本格ナポリピザの作り方

家庭用石窯「プチドーム」があれば、自宅の庭で本格ナポリピザを楽しめます。
外はパリッと香ばしく、中はモチモチ。高温で一気に焼き上げることで実現できるこの食感は、まさに石窯ならではの醍醐味です。
今回は、プチドームを使って焼き上げるナポリピザの作り方を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
目次
プチドームの特徴とピザ作りに向いている理由
プチドームは、家庭用として開発された据え置き型の本格石窯。炭を熱源として高温を保てる構造になっており、ピザ焼成に最適な400℃以上の温度に到達できます。
そのため、ナポリピザに必要な「高温・短時間焼成」が可能であり、1〜2分ほどで一気に焼き上げるスタイルにぴったりです。
ナポリピザの美味しさのポイント
- 生地はモチモチ、ふちはパリッと:しっかり低温発酵させた生地を高温で短時間焼くことでこの食感が実現
- トッピングはシンプルに:トマトソース、モッツァレラチーズ、バジルの黄金トリオが王道
- ダルメシアンスポット:ふちにできる焦げ目模様(黒い斑点)はナポリピザらしさの証し
材料と道具の準備
生地(10枚分)
- 強力粉:600g
- 塩:10g
- ドライイースト:5g
- オリーブオイル:15cc
- 水:350cc(ぬるま湯)
トッピング例(マルゲリータ)
- トマトソース(市販または手作り)
- モッツァレラチーズ(できれば水牛乳製)
- フレッシュバジルの葉
- オリーブオイル(仕上げ用)
使用する道具
- プチドーム本体
- ピザピール(ピザの出し入れ用)
- 温度計(窯内温度を確認)
- トングや炭スコップ
- キッチンスケール、ボウル、スプーン類
生地の仕込みと発酵
こね〜一次発酵
- ボウルに水とドライイーストを入れてよく混ぜる
- 強力粉、塩、オリーブオイルを加えてこねる(ホームベーカリー使用可)
- 全体がまとまり、ツヤが出てくるまで手ごね(または機械こね)
低温発酵(前日準備)
- 生地をラップで包み、さらにポリ袋に入れて冷蔵庫へ
- 20時間以上の低温発酵を行い、しっとり扱いやすい生地に
焼く直前の準備
- 焼く1時間前に冷蔵庫から出して常温に戻す
- 生地を10等分し、丸めて再発酵(20℃前後で乾燥防止)
プチドームの火入れと温度管理
- プチドームに炭をセットして着火
- 開口部を空けて吸気を確保しながら温度を上昇させる
- 内部温度が400〜450℃に到達するまで30〜40分ほど加熱
- 温度計で床温(ピザを置く石の部分)を確認
- 火の勢いが落ちすぎないように炭を調整
ピザの成形と焼成
成形とトッピング
- 生地を手で直径25cm程度に広げる(めん棒はNG)
- トマトソースを中央から外へ塗り広げる
- モッツァレラチーズとバジルをのせ、オリーブオイルをひと回し
焼成(プチドームで1〜2分)
- ピザピールに生地をのせ、窯内へ素早く投入
- 約30秒〜1分後に一度向きを変える
- 合計で90秒〜2分で焼き上げ。焦げ目がついたらOK
🔥 注意:窯の温度が下がると焼き時間が伸び、パンのように硬くなりやすいので連続焼成では炭の追加や開口部調整を行いましょう。
プチドームでピザを焼くコツまとめ
項目 | ポイント |
---|---|
生地 | 前日仕込み・低温発酵で扱いやすく |
窯温 | 400℃以上をキープ |
焼成時間 | 1〜2分で一気に焼く |
空気の流れ | 開口部の風の通し方に注意 |
見た目 | 焦げ目(ダルメシアンスポット)が美味しさの証 |
まとめ
プチドームがあれば、家庭でも本格的なナポリピザを焼くことができます。
外はパリッと香ばしく、中はふんわりモチモチ。家族や仲間と手作りピザを囲む時間は、日常に特別な楽しみをもたらします。
まずはシンプルなマルゲリータから、石窯ライフをスタートしてみてはいかがでしょうか。
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