DIYで作るプチドーム用の屋根やカバー

庭に設置した石窯プチドーム。晴れた日には最高のアウトドアクッキングが楽しめますが、気になるのが雨風による劣化や直射日光の影響。屋外に設置する以上「雨ざらし対策」は無視できません。
そこで今回は、プチドームを長持ちさせるための「屋根・カバー」について、DIYでできる実例や設計のポイントをご紹介します。
実際の設置例:みんな屋根をどうしてる?
プチドームユーザーの中には、以下のような方法で屋根を自作している方が多く見られます。
- 耐火レンガやブロックで柱を立て、上にスチール製の板を置いた簡易屋根
- 木製のフレームにトタンや波板を固定し、軒下のような小屋風の構造に
- 市販のサンシェードやテラス屋根の一角を石窯スペースとして活用
- タープ・簡易シェルターを活用し、必要なときだけ覆うタイプ
ただし、可燃性素材を使う場合は石窯から十分に離す、耐熱シートを敷くなど、安全対策はしっかり講じましょう。
自作するなら知っておきたいポイント
1. 屋根の大きさ
プチドーム本体の直径は約75cm前後(※カバー込みで若干の差あり)なので、屋根は少なくとも幅120cm × 奥行120cm以上あると安心です。雨が吹き込むことも考慮して、余裕を持った設計にしましょう。
2. 換気と通気性
屋根を密閉してしまうと、煙や熱がこもってしまい危険です。特に火入れ中は排気が滞ると不完全燃焼の恐れもあるため、屋根の上部や背面に通気口を設ける構造が理想的です。
煙突付きの機種(例:クロスドームなど)と異なり、プチドームには煙突がないため、上部の熱対策を特に入念にすることが大切です。
3. 材料と耐久性
屋根材には、以下のような耐久性・耐火性のあるものが適しています。
- スチール板(表面防錆加工があるとベター)
- ガルバリウム鋼板
- セメント波板
- 耐火性のポリカーボネート(火元から距離を取って設置)
4. 屋根はDIY?それとも既製品?
DIYが得意な方であればホームセンターで材料をそろえて自作も可能です。一方、施工が不安な方はサイクルポートや小型のテラス屋根を活用するのも一つの手段。最近ではDIY向けの簡易ガレージキットなども豊富に販売されています。
火気使用の注意点と条例確認
石窯は火気を使うため、地域によっては屋外調理器具の使用に関する制限がある場合があります。設置前にお住まいの自治体のガイドラインを確認し、必要に応じて使用許可や申請が必要か調べておきましょう。
まとめ:プチドームには屋根で“安心”をプラス
プチドームは手軽に本格石窯体験を楽しめる優れた製品ですが、長く快適に使い続けるためには、雨対策・温度管理・安全性の観点から、屋根やカバーの設置が非常に有効です。
DIYで作る楽しさも加わることで、石窯ライフがさらに充実したものになることでしょう。
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