クロスドームの正しい使い方 – 温度管理のコツ

クロスドームを手に入れて、さっそく石窯料理デビュー!
でも、思ったより温度が上がらなかったり、逆に焦げすぎたりして、難しさを感じた方もいるかもしれません。
石窯料理で一番大切なのは、実は「温度管理」です。
本記事では、クロスドームを使った調理で失敗しないための温度管理のコツを、初心者にもわかりやすく解説していきます!
目次
クロスドームとは?おさらい
クロスドームは、テック堂が開発した家庭用の組み立て式石窯です。
- 成型済みの耐火パーツを組み立てるだけ
- 約500℃の高温で、本格的なピザやロースト料理が楽しめる
- DIY初心者でも設置できる手軽さが魅力
しかし、石窯の実力を引き出すには、「温度管理」が欠かせません!
クロスドームの適正温度とは?
石窯料理では、調理するメニューに応じた温度設定がポイントです。
料理 | 適正温度帯 |
---|---|
ピザ | 350℃〜450℃ |
ローストチキン・グラタン | 250℃〜300℃ |
パン・スイーツ | 180℃〜220℃ |
クロスドームは高温までしっかり加熱できるため、これらの温度帯をうまく使い分けることで、失敗のリスクを大きく減らすことができます。
温度管理がうまくいかない原因と対策
「なかなか温度が上がらない」「すぐに温度が下がる」…
そんな時は、次のポイントを見直してみましょう。
4-1. 燃料(薪・炭)の選び方
- 乾燥が十分な薪を選びましょう。(水分が多いと燃焼効率が落ちます)
- 薪の太さは、中〜細めが温度上昇に向いています。
- 住宅街などで煙を抑えたい場合は、「炭用中板」を使い、炭で燃料管理するのも一つの手です。
4-2. 火の起こし方
- 最初は小さな火からスタート。
- 炎が安定してから徐々に薪を追加して、温度を上げていきます。
- 最初から大量の薪を投入すると、空気の流れが悪くなり逆に温度が上がりにくくなります。
4-3. 窯内部の熱の回し方
- クロスドームは「蓄熱型」の石窯です。
- ドーム全体がしっかり温まるまで、急がず予熱時間を取ることが大切です。
- 目安として30〜40分程度、しっかりとドーム内部まで熱を回しましょう。
使い方別・温度管理のポイント
調理メニューに応じた火加減の工夫も、石窯を使いこなすコツです!
■ ピザを焼く場合
- まずは400℃以上に温度を上げる
- 温度が十分になってからピザを投入
- 焼き時間は1〜2分程度の短時間勝負!
ピザ生地が石窯の高温で一気に膨らみ、香ばしくパリッと仕上がります。
■ ロースト料理の場合
- 予熱後、やや薪を減らして中温をキープ
- 250〜300℃くらいでじっくり火入れ
温度を安定させるために、火を弱めすぎず、薪を継ぎ足しながら調整しましょう。
■ パン・スイーツの場合
- 窯内部を200℃前後まで予熱
- 予熱完了後、薪を抜いて余熱調理へ
- 蓄熱効果を活かして、じっくり焼き上げる
薪の炎が残っていると焦げやすいので、余熱だけで焼成するのがポイントです。
温度管理に便利な道具
もっと手軽に温度管理をしたい方には、次のアイテムがおすすめです。
- 赤外線温度計(レーザー温度計)
- 窯の内部温度を直接測れる
- 温度計付きグローブ
- 作業時の安全確保&温度管理に便利
- タイマー
- 予熱時間や焼成時間を正確に管理
💬【ワンポイントアドバイス】
慣れてくると、火の色やドームの表面温度感覚でも火加減がわかるようになります。
まずは道具を使って感覚を養いましょう!
まとめ:温度を制する者は石窯料理を制す!
クロスドームを上手に使いこなすには、
- しっかりとした予熱
- 適切な燃料選び
- 調理内容に応じた火加減調整
この3つを意識することが大切です。
初めは難しく感じるかもしれませんが、
火と向き合ううちに、きっとあなたも石窯の楽しさに夢中になります!
興味を持った方は、ぜひクロスドームの商品ページもご覧ください。