お店やキッチンカーでの活用 – 飲食店での導入事例紹介

クロスドームは家庭用石窯として人気ですが、実は飲食店やキッチンカーでの活用も広がっています。
小さなカフェの前に設置された石窯。マルシェで焼きたてピザを提供する移動販売。
今回は、クロスドームの店舗導入事例や活用ポイント、注意点までをわかりやすく解説します。
目次
なぜ飲食店でクロスドームが選ばれるのか?
クロスドームは、飲食のプロたちにも評価されています。その理由は…
- 高温短時間調理で回転率が良い
- 省スペース設計で設置しやすい
- 薪・炭で使えるので電源不要の場所でも導入可能
- 「石窯があるお店」という演出効果・話題性が高い
導入事例①:カフェやベーカリー
実際の使われ方
- 店舗のテラスや庭スペースにクロスドームを常設
- パン・焼き菓子・ピザなど、石窯ならではの香ばしさを提供
- 調理の様子を見せることで、来店客の満足度アップ&SNS映え
導入のメリット
- 「外で焼き上げる」スタイルが差別化に
- 店舗の小さなスペースでも導入可能
- 商品名に「石窯焼き」を冠してブランド化ができる
導入事例②:イベント・マルシェ出店
どんな風に活用されている?
- 屋外イベントで焼きたてピザや焼き芋を販売
- クロスドームを現地に据え置き、目の前で焼いて提供
- 見た目にもインパクトがあり、集客ツールとしても活躍
導入のメリット
- 焼きたての臨場感 → その場で食べたい欲求を刺激
- 電源不要なので、場所を選ばず出店可能
- 見る・食べる・香る、五感に訴える販売体験
設置にあたっての注意点
安全面・実用面
- 設置場所は水平で耐熱性のある地面が必要
- クロスドームは常設前提のため、頻繁な移動や分解は不可
- 火の取り扱い・煙対策は必須(店舗前設置の場合は特に)
衝撃による破損に注意
- クロスドームは耐火性に優れる一方、セラミック素材に近く強い衝撃には弱い特性があります
- 移動中の落下・衝突・急な荷重などによって、角の欠けやヒビ割れが発生する可能性があります
- 設置や輸送時には、緩衝材の使用・床面保護・接触リスクの回避など、慎重な扱いが必要です
- 特に接合部・脚部・縁部は破損しやすいため十分なご注意を
法規制・許可の確認
- 飲食営業許可:保健所によって要確認
- キッチンカー等に設置する場合:改造申請が必要なケースもあり
- 火気・煙の条例は自治体によって異なるため事前確認が必須
向いている業態・向いていない業態
向いている業態 | 理由 |
---|---|
ピザ専門店 | 高温焼成 × 演出力が強みになる |
ベーカリー | パンの焼き上がりに石窯の魅力が出やすい |
イベント屋台・マルシェ出店 | 電源不要・焼きたて演出・目立つ |
注意が必要な業態 | 理由 |
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狭小屋内店舗 | 煙・熱処理スペースの確保が難しい |
移動販売(頻繁な移動) | クロスドームは分解非推奨、車載設置は慎重に要検討 |
ドリンク・冷菓専門店 | 石窯の調理特性と業態がマッチしにくい |
まとめ:クロスドームで生まれる新しい店舗価値
クロスドームは、単なる調理器具ではありません。
「焼く工程そのものが魅せ場」になる、店舗の看板商品づくりにもつながるツールです。
- 導入しやすいコンパクトさ
- 電源に頼らない柔軟さ
- 高火力&香ばしさによる商品クオリティの高さ
- 適切な設置と丁寧な取り扱いで、長く活躍するパートナーになります